ブックタイトル高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

[事例3]東海大学To-Collaboプロジェクトによる全国連動型地域連携の提案東海大学の取り組みは「トコラボプロジェクト」。東海大学と地域を結んでいくプログラムという意味。大学改革、教育改革のプロジェクトとして、湘南校舎をメインキャンパスに対象地域は札幌から熊本県の南阿蘇村まで6カ所の設置し、東京都渋谷区、神奈川県とも提携し、計32の大規模なプログラムとして出発している。人口減少の問題、高齢者の問題など、地方の問題は必ずしも都市の問題とは違わない。同じ問題なのではないか。全国の問題はいくつかの共通した課題に分けられるのではないか。1地域の生活を充実させる2多世代の交流を促進する3地域の魅力を発進する4自然環境を守るという4つの課題に対して取り組んでいる。?トコラボプログラムのベースとなっているのは、10年前に作った「チャレンジセンター」という授業が今につながっている。全学年3万人弱だが、このチャレンジセンターに属している学生は約2000人。このアクティブラーニング的な活動は学生に本当に力をつけることが解った。これをさらに広げるためにトコラボプログラムを立ち上げた。大学近くのサテライトオフィスで年30回ぐらいの講座、大きな大学セミナーを開いている。?トコラボプログラムの特徴は「パブリックアチーブメント型教育」の導入で、今までのアクティブラーニングを一歩先をゆくアメリカ型の教育システムだ。平成29年度に向けて実践型科目の開講予定。?今後の課題1いかに多くの学生を地域に出して活動させるか2学生の「課題発見」から「課題解決」までをどう導くか3各校舎での好事例をいかに他校舎(他地域)に展開し連動させるか4地域で活動した学生の評価指標の設定Kochi university Inside Community System | Annual report 2014 | 25