ブックタイトル高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

員で、市役所に戻っていろんなポジションについている。その人たちが必ずリソースとなっていて、そこからつなげていくことができる。教員側がそういうやり方を学んで、自分の研究をビルドアップしていく方法を身につけていくことが大事だと思う。資金面ではCOCの資金が切れたあとでも、工夫次第でいろいろとできる。コーディネーターの仕組みとして学内で確立していくことがCOCの継続性を高めるためには重要ではないか。國武:COCのミッションを県の施策の中に入れて貰う方針でやっている。平成28年から学部の新設も始まる。人材育成のプログラムとして18歳から地域課題と向き合ってもらって将来としては宮崎に帰って来てもらうような高大連携をめざしていく。また、高知は進んでいますが地域のコンソーシアムを作っていく必要がある。産業創成に向けたイノベーションを宮崎大学の知財で作って行く。たい。塩見:COCの取り組みの持続に関しては、我々にとっても非常に大きな課題だ。それぞれの取り組みとして継続できるようにあらかじめ、人的な体制、資金面の計画をお願いしているところだ。COCの取り組みとしては大学の機能としては普遍的なものを期待されている。一過性のもので終わらせてはいけない。これからの大学の在り方として大きな成果が期待されているものでもあるし、注目されているところでもある。受田:25年度に立ち上げたCOCのグループは責任重大だと思っている。26年度採択された実施機関、あるいはCOCプラスの行く末に大きな影響を与えていくことを自覚をし、覚悟を持ってさらに取り組んでいきたい。併せてCOCの事業に関してはエリアが独立していて重なりがないので、高等教育機関が連携し合って補完関係、相互情報交換をしながら、それぞれの地域の再生、持続可能性を実現する方向で取り組んでいくべきことではないかと考えている。COC事業の発展に貢献していきたいと思っているので、皆さんのご貢献を期待申し上げてパネルディスカッションを締めたい。本日はありがとうございました。受田:高知大学としては県との連携はどこよりも進んでいると自負している。COCのさまざまな取り組みが極めて有効で必要かくべからざるものであれば、県としても一定の投資も出て来るのではないかと期待している。高知県という地域がCOCの場であって、高知県に対して地域の大学がその意義を発揮しているとなれば、県民1人から1年間150円ぐらいご褒美をいただければ、ある意味、維持をしていく上での原動力になるのではないかと夢見ている。最後に塩見課長にコメントをいただき30 | Kochi university Inside Community System | Annual report 2014