ブックタイトル高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

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概要

高知大学KICS年報

特集1 | UBCの4人の自己紹介+活動紹介COCとはKICSとは地域に深く入り込むKICS高知県の課題解決のシステムです高知県は、全国に先駆けて人口減少、高齢化社会に突入し、経済規模の縮小や中山間地域の過疎化の進展といった多くの問題に直面する「課題先進県」です。さらに、来る南海地震に対する備えも緊急に求められるなど、待ったなしの状況にあります。地域に根差した総合大学として高知大学が役割を果たすためには、教職員や学生といった人的資源、知識、情報、研究成果などの知的資源を課題解決のために駆使し、地域社会への貢献を深化・発展させなければなりません。しかしながら、キャンパスが県中央部に集中し、東西に広く中山間地が多い県内各地の課題や要望をていねいに拾い上げ、解決に導くことが困難な状況がありました。これを克服するため、高知大学は、県内7ブロックにそれぞれ地域サテライト・オフィスを創設し、そのうち4ブロックに地域コーディネーターを派遣・常駐させます。地域コーディネーターが大学の相談窓口となり、各地域の課題や要望に応じて、適切な教員を紹介します。地域サテライト・オフィスは、高知県が産業振興計画に基づいて設置する産業振興推進地域本部に併設し、地域からの相談に対し、大学と高知県が連携して解決にあたる体制を構築します。この体制を、高知大学が地域に深く入り込むというニュアンスを込め「高知大学インサイド・コミュニティ・システム」と呼称します。Kochi university Inside Community System | Annual report 2014 | 03