ブックタイトル高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

平成26年度地域志向教育研究経費「地域志向教育研究経費」は、「地域志向教育経費」と「地域志向研究経費」に分化し、それぞれ学生教育および地域貢献研究に活用されるよう、公募により学内教員に配布した。地域志向教育経費:地域課題を教材とした授業に転換及び実施するための費用25万円/件、総額500万円(20件程度採択)地域志向研究経費:地域課題を研究的アプローチにより解決するための費用100万円/件、総額500万円(5件程度採択)さらに、地域志向教育研究経費を活用して最も優先的に取り組むべきテーマを高知県と協議し、そのテーマを「最優先課題」として位置付け、採択事業の選考基準の一つに加えた。平成26年度「最優先課題」(a)集落活動センターの支援につながる取組(b)地域の「食」の観光振興への活用に関する取組(c)県内イベント(東部博等)を通じた観光振興に関する取組(経済効果を高める取組や効果的な観光客誘致の取組等)(d)鳥獣被害対策に関する取組(ジビエの新分野での活用【例:飼料】)(e)商店街の活性化に関する取組公募の結果、平成26年度は、地域志向教育経費は21件応募、うち21件採択。地域志向研究経費は30件応募、うち7件採択となった。採択事業は以下のとおりである。平成26年度地域志向教育経費一覧(採択事業)通番開講部局名最優先課題担当教員授業科目名授業の主題採択額(千円)少子高齢化対策の一環として、高知県少子対策課は「高知で恋しよ」キャンペーンを展開し、婚活支援事業を実施するのみならず、県内の地域のグループを支援している。人と人との出会いや結びつき、恋愛・結婚・家族の価値観は人文社会科学の主要なテーマのひとつである。人文学部人間文化学科では、平成27年度から地域科目として必修化される「課題探求実践セミナー」の1クラスとして、婚活を題材とした実践的な授業を開講する。1共通教育-増田匡裕課題探究実践セミナー(人間文化学科)2392共通教育b永田信治他学問基礎論(TSP-LE)生命科学の諸現象の解明と環境保全を念頭に置いた循環型の生物資源の生産と利用の全体像を理解し、高知県における生物資源の利用と保全の現状と目的に関心を深め、地域振興に寄与できる研究や調査を達成するための知識・理解、思考・判断、関心・意欲・態度、技能・表現を涵養する。241Kochi university Inside Community System | Annual report 2014 | 51