ブックタイトル高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

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高知大学KICS年報

2)平成26年度COC全国ネットワーク化事業の開催全国のCOC実施機関における取組内容を集約し、地域を志向する機関が相互に情報を共有することで、全国のCOCの取組による成果を一層高めるとともに、地方創生の実現に向けた地域課題解決機関としてのCOC実施機関の役割について議論するため、全国を対象としたシンポジウムを開催した。当日は、日本創成会議座長である増田寛也氏を基調講演者に迎え、日本の人口減少の実態と政府の地方創生戦略について紹介するとともに、今後、特に重要となる「知の拠点」としての大学の果たすべき役割について解説した。また、基調講演後のパネルディスカッションでは、「地方創生に対して、具体的に大学がどのように貢献できるか」をテーマに、COC実施機関、自治体、産業界の各代表者計5名をパネリストとして、各機関の取組内容や今後の課題について発表を行い、増田寛也氏、文部科学省高等教育局大学振興課の塩見課長、まち・ひと・しごと創生本部事務局の堀参事官から、地方創生における大学への期待についてコメントを受けた。その他、4つのCOC実施機関に関する事業報告を行い、会場と各講演者との間で質疑応答が交わされるなど、盛況のうちに閉会した。本シンポジウムには主に大学関係者を中心に、自治体・企業等から300名を超す参加があり、また、全国のCOC採択機関82のうち、6割を超す50機関が参集するなど、COC全国ネットワーク化事業への期待を強く感じられる内容となった。日時:平成27年2月27日(金)13:00~18:30(終了後情報交換会(希望者のみ))28日(土)9:30~12:00場所:高知県立県民文化ホール(情報交換会は高知会館・白鳳の間)基調講演を行う増田寛也氏パネルディスカッションの様子58 | Kochi university Inside Community System | Annual report 2014