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社会とつながる学生通信vol.59を発刊しました


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高┃ 知┃ 大┃ 学┃            
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   ★社会とつながる学生通信★ vol.59  発行2018年2月8日

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■このメールマガジンは、高知大学学生による社会的活動をご支援くださって
 いる皆様や、コラボレーション・サポート・パーク(リエゾンオフィス)関
 係者と名刺交換をさせて頂いた方などにお届けさせていただいております。

 配信を希望されない方は、お手数ですがメール下部にある連絡先までお知ら
 せください。

 また、お知り合いでメールマガジン送信をご希望の方がいればご紹介くださ
 い。
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■「コラボレーション・サポート・パーク」(リエゾンオフィス)(略称コラ
 パ〜)は、学生と社会の協働実践を組織的に支援するための仕組みです。

 高知大学朝倉キャンパス学生食堂「IKUS」2階にあります。

 https://olss.cc.kochi-u.ac.jp/collabo/(HP工事中)
 http://www.kochi-coc.jp/collapar/

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【今月号の主な内容】

★==【コラボ考房プロジェクト】学生企画イベント開催

☆==【えんむすび隊】いの町、安田町、南国市

★==【SBI】SBI鍋パーティー

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■これから行われる活動のご案内

 学生が主体となって行うイベントや大学主催の行事等をご案内いたします。
 学内での行事を見学希望の方は末尾の連絡先までお知らせください。
 
 また、地域と高知大生が関わる授業や行事等があれば情報提供をお願いし
 ます。

 ★【えんむすび隊】黄色いハッピが目印!ご縁を結びにまいります♪
  ☆2月以降、下記の日程で「えんむすび隊」が活動します。
  ・2月21日(水)佐川町ひなまつりの準備お手伝い
  ・3月21日(水)22日(木)本山町民泊体験モニターツアー

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■活動報告
 
 コラボレーション・サポート・パークの活動や学生の活動などを
 ご紹介します。

 ★【コラボ考房プロジェクト】
      学生団体『リボン』が初イベント『ハタチ会』を開催しました。
  ☆11月15日(水)、高知大学朝倉キャンパス樗クラブでコラボ考房プロジェ
   クト学生団体「リボン」がデイサービスの高齢者の方を対象としたイベ
   ント「ハタチ会」を開催しました。
   http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=1004&routekbn=S

 ★【えんむすび隊】そばの収穫で地域を元気に!!
  ☆11月19日日曜日、えんむすび隊はいの町柳野地区に行ってきました。
   http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=1000&routekbn=S

 ★【SBI】「企業人と語ろう!にぎやかパーティー in高知大学」
                           を開催しました。
  ☆11月21日(火)、22日(水)の2日間、高知大学朝倉キャンパスの赤レンガ
   広場で「企業人と語ろう! にぎやか鍋パーティーin高知大学」が開
   催されました。
   http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=1003&routekbn=S

 ★【えんむすび隊】山芋まつりのお手伝い2017
  ☆12月10日日曜日、えんむすび隊は地域で愛され続けているイベント、
   山芋まつりのお手伝いのため安田町中山地区に行ってきました。
   http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=1012&routekbn=S

 ★【えんむすび隊】山地酪農の牧場整備を体験しよう
  ☆12月16日土曜日、えんむすび隊は山地酪農について知るために南国市白
   木谷にある斉藤牧場さんを訪れました。
   http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=1013&routekbn=S

 ★【その他】facebookページ開設しました
  ☆コラボレーション・サポート・パークの活動をより広く発信するために
   facebookページを開設しました。是非ご覧ください。
   https://www.facebook.com/colla.par/

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■【12月】取材を受けました!

 リエゾンオフィス「コラボレーション・サポート・パーク」関連の授業や事
 業について取材を頂きました。

 ★12月10日 えんむすび隊安田町中山地区について
  ☆高知さんさんテレビ → 夕方のニュースで紹介されました。
   テレビ高知 → 1月28日がんばれ高知eco応援団で放送されました。
   高知新聞 → 12月12日朝刊で掲載されました。

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■リエゾンオフィス 室長後記「ナスビの皮」

 課題設定の苦労は毎年のことですが、自分たちの課題のゴール、達成目標を
どこに置くか、各チームは苦戦しました。この授業では、チームで動いて成果
を出すことが重要なので、本やインターネットで調べたことを報告するといっ
た低いハードルを設けようとするチームに対しては、教員が厳しく?やさしく
?指導します。

 教員は1名が2チームのチューターとなって指導を行いますが、私の担当する
チームのひとつが、「嫌いな食べ物をどうやったら克服できる??」という課
題を立てました。毎年ありがちな課題のひとつなのですが、彼が定めたゴール
は、「チームメンバーが苦手とする食材を調理して苦手を克服する」というも
のでした。

 案の定、第1回の中間報告でこのチームには、「チームメンバーだけの検証
では客観的でないのでは?」といった意見が相次ぎ、メンバーは随分落ち込み
ました。自分たちのゴールを見極めないで課題を設定し、どうやったら解決で
きるか?というHOWにばかり目がいってしまうのは例年のことです。ここをど
う乗り切るか?というのが大学生になってはじめて自分たちで課題を設定する
ことの壁になっています。

 ところが、今年は別の点で驚かされました。それは中間報告後のチュートリ
アルで起こりました。

 彼らの中間報告では、ナスの嫌いな学生が食べられるようになる調理法につ
いて報告されました。そこで私は、「そういうことについては、ネット上でも
たくさん情報はあるのでは?君たちのオリジナリティーはどこにあるの?」と
問いかけてみました。すると学生から返ってきた答えは、「今回自分たちは、
実際にナスを調理してみて、ナスの皮にえぐみがあり、それを取り除けば食べ
られるということがわかりました」というものでした。

 ナスの皮にえぐみのあることも、料理本やネット上のレシピおサイトなどに
は指摘があり、「君たちが発見したことではないよね」と申しますと、「ボク
たちは、実際にやってみてそれがわかったのだから、成果といえるのではない
ですか?」と返ってきます。どうしたものかと途方にくれたのですが、思い当
たることがありました。

 近年、高等学校には「総合的な学習の時間」という授業があって、このごろ
の大学生は、おおむねこの授業で、似たような課題探求型のグループワークを
経験しています。そうした授業では、教科書などに書いてある既知の事柄を、
実際に自分たちが実験してみて正しいことを理解する、といったことに取り組
むものも多いかと思われます。それが成果を出したということになると彼らが
考えているのも無理からぬことなのでは?

 この授業では、自分たちで課題を立て、チームで課題解決のプロセスを経験
することを重要視しています。そうすることで、既知の事柄を実際に自分たち
でやってみるという「学校的」な課題解決に比べて、よりリアルな「現場的」
な体験ができるとかんがえているのですが、そこのところを学生たちがビビッ
トに反応してくれない、という現実につき当たりました。

 この授業はもう十数年つづいていますが、当初は、学生たちがおもしろがっ
てハチャメチャな課題を設定して、それなりに苦労しながらもなんとか成果を
出していたように思うのですが、ここ数年、先ほどのチームのように、既知の
事柄の範囲の活動をすればよし(単位がもらえる)という傾向が強まってきた
ように感じています。それが「ナスビの皮」という形で今年は顕在化したとい
うご報告でした。

                  高知大学 リエゾンオフィス
                  コラボレーション・サポート・パーク
                  室 長   塩 崎 俊 彦

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【こちらもチェック!】

■高知大学インサイド・コミュニティ・システム(KICS)化事業のコラパ〜
 紹介ページもあります!
 http://www.kochi-coc.jp/collapar/

■facebookページ開設しました。
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■広報誌Lead2013年夏号でリエゾンオフィスの取り組みが紹介されています。
 http://www.kochi-u.ac.jp/_files/00039017/koho_ku_vol26.pdf

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■用語解説

 1)コラボ考房プロジェクト
  社会的課題や企業課題の解決を目指す学生グループ(3人以上一組)の自
  主的活動を支援するシステムです。主に1〜2年生を対象とし、支援期間は
  一年間。期間内にプロジェクトの目的実現のため、チームビルディングや
  プランニングなどに取り組み、自律的に活動出来るよう支援しています。

 2)SBI
  Society Based Internship=(人間関係形成インターンシップ)。
  高知の企業で3人一組のチームで行う3週間のインターンシップ。
  「周りの人々と協働すること」について考えることを重視しています。
  企業実習の前後に各種セミナー等による学習と振り返りの機会が数多く設
  けられています。
  
 3)えんむすび隊
  大学が核となって様々なご縁を紡ぎたいとの願いを込めた地域活動ツアー
  の愛称です。高知大学と地域、地域と地域のご縁を結ぶ活動を展開してい
  きます。
  主に学生が地域に出向く際に「えんむすび隊」として活動します。
  オリジナルののぼり旗とハッピを見かけたら気軽に声をかけてください。
 
 4)地方創生推進士
  「地方創生推進士」とは、大学で地方創生推進士育成科目として開講され
  ている正課、準正課科目を必要単位分修得し、地域への理解と愛情を深め
  地域で働きたいという志をもった学生に対し付与されている称号です。
  なお「地方創生推進士」認証制度は、平成27年度文部科学省の「地(知)の
  拠点大学による地方創生推進事業」(COC+)として高知大学が代表校とな
  り進めている事業で設けた認証制度です。

  
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 発 行 日:毎月発行  発行開始日:2012年6月13日
 ご意見ご感想はこちらまで colla-par@kochi-u.ac.jp
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高知大学リエゾンオフィス「コラボレーション・サポート・パーク」
  〒780-8520 高知県高知市曙町2丁目5番1号 IKUS 2階
    TEL:088-844-8932 FAX:088-844-8948    
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