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平成30年度高知大学・高知市共催公開講座


平成30年度高知大学・高知市共催公開講座を開催しました!!

高知市と共催公開講座を高知市に御畳瀬地区で開催しました!

日時:平成30年3月2日(土)

場所:高知市御畳瀬ふれあいセンター

講師:高知大学理工学部 教授 遠藤 広光 先生

【午前の部】「魚の分類からみる世界の御畳瀬」

【午後の部】「この魚はなんだろう?」

      「御畳瀬漁港見学」

 

遠藤広光教授とオオソコアマダのホロタイプ標本

オオソコアマダイのホロタイプ標本を持つ遠藤教授


平成30年度高知大学・高知市共催公開講座チラシ(PDF:695KB)



  • 【午前の部】「魚の分類からみる世界の御畳瀬」

午前の部は「魚の分類からみる世界の御畳瀬」と題して、遠藤先生の講義からスタート!

遠藤先生の研究分野である魚類分類学の世界では「MIMASE」の名は広く知られています。
高知県が面している土佐湾では、これまでに多くの新種の魚が見つかっている豊かな海です。それら土佐湾で発見された新種の多くは、御畳瀬漁港に水揚げされています。
そんな「世界のみませ」について学んでいく公開講座となりました。

まずは、御畳瀬漁港で水揚げされた魚について、写真を見ながら説明がありました。「ミマセ」の名前がついてある「ミマセハリゴチ」、「ニギス(沖ウルメ)」等、多くの魚の説明と、魚の分類方法(どうやって魚の名前を調べるのか)について、説明がありました。
また、実際に魚の標本を観察しながら、実物に触れて説明されてました。
※遠藤先生が所属している海洋生物学研究室(Laboratory of Marine Biology (BSKU) )では、12万5000件以上の登録標本を管理しています。リュウグウノツカイのネオタイプ標本も管理しています。

講義に参加した方は、食い入るように標本を観察していました。


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  • 【午後の部】「この魚はなんんだろう?」

午後の部では、午前中に学んだ魚類の分類方法を元に、実際の魚に触れて、分類を行いました。

分類では、自分の選んだ魚の写真や特徴をシートに記入して、自分の分類シートを作成しましたが、参加者の子どもたちの集中力が高く、こちらが想像していた以上に分類シートが出来上がり、子どもたちの魚に関する興味・関心の高さを伺うことができました。

午後の部では、遠藤先生を始め、遠藤先生の研究室に所属する学生さんにも大活躍してもらいました。

午後1 午後2 午後3 午後4 午後5 午後6 午後7 午後8
  • 【午後の部】「御畳瀬漁港見学」

午後の部の後半では、実際に世界の御畳瀬漁港を見学に行きました。
普段から研究フィールドとして活動されている遠藤先生や学生から説明があり、普段なかなか見ることのできない、漁港の内部まで観察をしました。

また、最後には御畳瀬漁港で唯一操業している底引き網の「司丸」がちょうど水揚げを始め、さらに貴重な水揚げの様子を観察することができました。

午後21 午後22 午後23 午後24
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