HOME > 令和4年度高知大学出前公開講座(香美市)を開講しました!

令和4年度高知大学出前公開講座(香美市)を開講しました!


【令和4年度香美市出前公開講座 開講!!】
(6月18日(土)10:00〜 龍河洞 山繁屋本店)

 いよいよ今年度も出前公開講座が開講しました! 記念すべき1回目は香美市です。
香美市での開講は今回が初ということで、開講式では香美市長の依光 晃一郎 氏をお迎えしてご挨拶をいただきました。

令和4年度高知大学出前公開講座(香美市)1


 第1回講師は高知大学海洋コア総合研究センター 客員教授 公文 富士夫 先生と海洋コア総合研究センター 特任助教授 奥村 知世 先生です。

 前半では公文先生より「石灰岩の洞(鍾乳洞)はどのようにしてできるのか」をテーマに講演いただきました。
石灰岩とは何か、鍾乳洞がどのようにできていったのかを実際の石灰岩や鍾乳洞での写真を用いて分かりやすく解説していただき、聴講されている方々も熱心に聴いておられました。

令和4年度高知大学出前公開講座(香美市)2 令和4年度高知大学出前公開講座(香美市)3


 後半では奥村先生より「鍾乳石・石筍が記録する長期間の気候変動」をテーマに講演いただきました。
鍾乳石が一体いつからできていったのか、化学分析により作られた年代やその時の気候変動も知ることができるということで大変興味深い内容でした。

令和4年度高知大学出前公開講座(香美市)4 令和4年度高知大学出前公開講座(香美市)5


 講演終了後は、実際に龍河洞へ入り公文先生や奥村先生の解説を聴きながら見学をおこないました。
やはり解説ありで見る龍河洞はまた一段と神秘的に見えたのではないでしょうか。


◎第2回のお知らせ
6月25日(土)10:00〜 龍河洞 山繁屋本店
講師:高知大学人文社会科学部准教授 宮里 修 先生
「龍河洞洞穴遺跡の時代」


イベント報告