えんむすび隊 in 高知こどもの図書館（10月16日(日)）を開催しました！

【高知大学えんむすび隊＠高知こどもの図書館 を開催しました！】
（10月16日（日）　高知こどもの図書館にて）

　前回9日（日）に引き続きまして16日（日）にも「高知こどもの図書館」でのえんむすび隊を開催しました！

前回10月9日（日）に行われた高知こどもの図書館での記事はこちら！

　高知こどもの図書館は、NPOで運営している全国初のこどもの図書館で、開館して今年で23年になります。　現在は高知城近くの高知県立公文書館の１階にあります。

　午前は前回と同様、高知こどもの図書館についての紹介や、本の読み聞かせについてのお話がありましたが、今回はなんとプチ図書館ツアーが！
どこにどのような本が置いてあるかや、館内に飾られている谷川俊太郎さんの詩もご紹介していただきました。

　この谷川俊太郎さんの詩、なんとこの高知こどもの図書館のためだけに書いてくださったそうです！
開館記念で書いてくださったとのことで、文字書きは高知県内の書道家の方だそうですが、学生たちも興味津々で見ていました。
　また館内には置かれていない本たちが眠っている書庫にも案内していただき、短い時間でのツアーでしたがとても有意義な時間となりました。

　午後からは実際にそれぞれ分かれて、来館した子どもたちに本の読み聞かせをおこなってあげたり、本の修理を体験していました。

　読み聞かせする本は学生自らが選んだものを。　想い出の本であったり、読んでみて気になった本、手に取ってみて運命を感じた本など様々。
最初は興味なさそうだった子どもたちが少しずつ真剣に聴き始めているのを目の当たりにして、学生もとても素敵な体験だったのではないでしょうか。
高知こどもの図書館の方からも「皆さんとても上手ですね」とお言葉をいただきました。

　本の修理をする学生たちは、司書の方とともに作業室にて。　はがれてしまったページをのりで貼り付けたり、本に保護フィルムを施していました。　普段であれば体験することはない貴重な作業。　学生も真剣な表情でおこなっていました。

　また高知子どもの図書館では絵本「おしいれのぼうけん」の複製画展を10月30日まで開催しており、その中の特別企画として作品解説が行われ学生たちもじっくり聴いていました。

　今回も素敵な経験ができました。　最後は学生皆さんで読み聞かせをした本や修理をした本とともに記念撮影！

　学生たちからも「今回で得た経験を役立てていこうと思います」「とても心のあたたまる時間をすごせました」「これからボランティアとしても参加したい」などといった感想をいただきました。

　前回と今回の両日参加してくれた学生もいて、私たちとしても本当に開催できてよかったと感じております。　改めて本に触れ合うことの大切さを実感しました。

　今回このご縁を繋いでくださいました高知県ボランティア・NPOセンターの皆さま、そしてお忙しい中受入れ準備を進めていただきました高知こどもの図書館の皆さま、本当にありがとうございました！！