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ごあいさつ


ごあいさつ

大崎

高知大学地域連携推進センター

大学派遣地域コーディネーター

大崎 優

自己紹介

これまでは「地域の家計簿」と呼ばれる産業連関表を利用して、地域経済の分析を行ってきました。例えば地域内に誘致した工場が地域経済に及ぼす影響の評価を行ったり、地域の経済構造を改善するための提言を行ったりしていました。
こうした地域経済の数量的分析を行う一方で、地域で活動する企業や住民の方と交流を通じて、地域の状況についての調査も行っています。
経済分析は地域の状況を客観的に把握するために非常に重要な役割を果たしますが、それだけでは本当の地域の姿は見えてきません。地域の方との協働により地域の実情が把握でき、統計データが持つ客観性が活かされます。

UBCの役割

UBCの役割は「産学連携」「地域協働」の二つを柱に掲げています。この二つに取り組むために地域課題の掘り起しと課題解決のアドバイスを行っていきます。

地域課題の掘り起し

地域住民や企業の方々との話し合いを通じて、地域課題の掘り起しを行います。「高齢化で集落活動の担い手がいなくなった」「ホタルの数が減ってきた」などの顕在化した課題はもちろん、話し合いの中で潜在的な課題が見つかることもあります。また企業の方から共同研究に関する相談をいただくこともあります。

課題解決のアドバイス

このような課題や企業からの相談に対して、高知大学の持つ資源である教職員の研究活動や学生の地域協働の取組を紹介・仲介し、地域の方と協働で課題解決を目指します。

地域担当制について

UBCは高知県産業振興計画の7地域のうち、安芸地域、嶺北地域、高知市地域、幡多地域の4地域に駐在しています。
私は高知市地域担当として、高知大学国際・地域連携センターに席を置いています。地域分けについては、専属的にその地域だけを担当するわけでなく、地域担当が相互に連携を取りながら地域課題の解決に向けて取り組んでいっています。

むすび

私たちの活動は始まったばかりで、まずは地域の方に顔を覚えてもらうことが最優先と思っています。大学の力で解決できる課題については、地域の方と一緒になって解決していきますので、お気軽にご連絡いただければと思います。