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【えんむすび隊】“地きび”植えつけ 体験ツアー


絶景での作業

 5月23日(土)、えんむすび隊は高知県苓北地域の大豊町八畝地区を訪れました。

 大豊町に伝わる幻のとうもろこし、“地きび”。

 “地きび”は、高知県の山間部で伝統的に自家栽培されていました。地元の方が自家消費用に大切に育てた地キビは、スイートコーンのような甘味はありませんが、山の暮らしそのものの素朴な味わいです。一時期、地キビの栽培は下火になっていましたが、中山間地域活性化の貴重な素材として再び脚光を浴び、地キビ文化の継承と町の活性化の目玉にしたいと、植え付け作業の応援にいってきました。


コツが掴めてきました。

 前日の雨でぬかるんだ土に悪戦苦闘しながらも、人と触れ合いながらの農作業は学生にとってとても新鮮だったようです。

 えんむすび隊は昨年に引き続き、今後も継続的なかかわりを通じて、地域のみなさんと一緒に八畝地区を元気にする活動に取り組んでいきます!

 お世話になった皆様、ありがとうございました。


ありがとうございました!

 以下は参加した学生の声をご紹介します。参加した学生が何を思い、感じたのか、是非ご一読ください。

●人文学部人間文化学科3年女子
 今回、初めてえんむすび隊に参加して、改めて農業の大変さを感じました。普段ならしない姿勢や動きをするので、腰や足の裏がとても痛みました。でも、その辛さよりも農作業をした後の達成感や自然の中で働くことの気持ちよさの方が強く感じられました。
 もともと高知の出身でしたが、高知市内で育ったので、こんな山の中で農作業をしたことはほとんどなく、久しぶりに感じる土の感触や山の匂いがとても新鮮でした。今までこういう活動をしたことはほとんどなく、する前はどうしたらいいのかよく分からず不安な面もありましたが、先生や共に活動する皆と作業していく中で不安な気持ちよりも共に活動する楽しさの方がずっと大きくなっていきました。
 この経験を糧にして、これからは色んなボランティアに挑戦して、様々な人と接していきたいと思いました。


●地域協働学部地域協働学科1年女子 
 土がぬかるんでいて、作業がしづらかったけど、何もなかった畑に、自分たちが植えた地きびを見ると、農業をやっているという実感がわきました。地きびという野菜は食べたことも、成長した姿も見たことないので、ぜひ、この活動に関わって自分の植えた地きびの成長を見守っていきたいと思いました。
 ここ、八畝の景色も大好きになりました。本当にマチュピチュみたいで感動しました。
 私の地元はこんなに大きな段々畑はないので守っていきたいです。


●人文学部国際社会コミュニケーション学科4年女子
八畝地区のみなさんへ
 見ず知らずの全く何の経験もない私たち大学生をまるで子供を迎えるかのように優しく迎え入れて下さり、着いた瞬間から町の雰囲気に一目ぼれしました。あたたかい手作りの料理はどれも美味しく、働くパワーもしっかりといただけました。本当にありがとうございました。


●地域協働学部地域協働学科1年女子 
お世話になった地域の方へ
 今日は本当にありがとうございました!地域の方の話をきいて、この地域独自の文化があって今でも近隣の人たちと協力して、日々の生活を成形しているんだなと感じました。また、農業の大変さが少しわかったような気がします。大豊町をはじめとする、過疎が進んでいる地域を活性化していけるよう頑張っていきます!


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