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【えんむすび隊】街をとことこ いいとこ探し inいの町


集合写真

 6月21日月曜日、梅雨の晴れ間に、えんむすび隊は吾川郡いの町を訪れました。

 いの町の町役場周辺は紙産業を中心として産業が盛んで、今も多くの製紙工場が稼働しています。また伝統的な和紙の製造過程や歴史を学べる紙の博物館もあり、過去から現代に至るまでの高知・日本の紙産業の変遷に触れることができます。
 今回、えんむすび隊はまち歩きガイドさん達にいの町をご案内をいただき、自分たちの目線での新たな発見を探しに出かけてきました。


ガイドさんからお話を伺って 何気ない建物に歴史があった

 まち歩きは「近代コース」と「レトロコース」の2コースに分かれ、それぞれ、役場や製紙工場、路面電車の駅舎、博物館などを巡り、ガイドさんの案内に耳を傾けながら、デジカメで興味を惹かれた場所を撮影していきました。お昼には天然鮎をいただき、午後からのワークショップで自分たちが撮影してきたポイントについて発表を行い、地域の皆さんからも学生の発表に対して意見や質問が出されました。


今日のわくわくを伝えたい! いっぱいいいとこありました!

以下に参加した学生の声の一部を紹介します。
 ぜひご一読ください。

●農学部農学科1年女子
 今回の活動に参加して、地域の人に直接案内や説明を聞くことができて、とても勉強になりました。特に写真で昔の風景などを見せてもらうことができたので、現在と比較して変わっているところと昔のまま変わっていないところを見比べることができたのが良かったです。また、町を歩いていて普段は気が付かないようなマンホールの違いや石がきの色の変化なども教えてもらえたので、これから他の場所でもこのような小さな違いにも気をつけて歩いてみたいと思いました。県庁おもてなし課のロケ地や赤レンガの壁などいの町歩きのパンフレットにのっていない素敵なところが多くあったので、観光客の人が興味をひかれるようにパンフレットに絵などで書き入れると良いと思いました。また、赤レンガの壁など、もう壊れそうになっているところを観光のスポットとすることで、古い町なみをこれからも残していけると良いと思います。実際に歩いてみないと気づけないようなところを今回の活動でたくさん見ることができて良かったです。

●地域協働学部地域協働学科1年女子 
 今回はレトロコースにガイドさんに連れていってもらった。古い街並みで、タイムスリップしたかのようだった。琴平神社では、手すりの位置が真ん中にないことがとても不思議だった。金という文字も良く見ると中に“当”という字があっておもしろいとおもった。瓦にも、今と昔で向きが逆だったりと、とても勉強になった。瓦の上にも七福神があって、とてもおもしろかった。石垣の色も、見える所にみかげ石という値段の高い石を使って、次に石灰石で、チャートと、昔もやはり、見える所は意識して見栄張っていたのだなと思った。紙の博物館では、和紙を作る工程が分かって、おもしろかった。正直、体験もしたかった。職人の方は軽々と和紙を作っていたのがとても印象的だった。お昼ごはんも美味しく、とても満足した。仁淀川に訪れたのは初めてで、広さに驚いた。今年の夏、絶対に仁淀川に来ようと思う。いの町のことを少しでも知ることができて良かった。

●医学部看護学科3年女子
 地域の人々がものすごく活気にあふれていて、パワーをいただきました。今までいの町のことをほとんど知らなかったのですが、今回案内していただいていの町の魅力を知ることができました。都会では考えられない、人と自然の力が調和していると思いました。あまり知られていない良さをどう伝えれば広く世の中に伝わるか、人と自然が調和した状態で維持できるかが、これからの課題になってくると思いました。仁淀川を見た時とても感動しました。また行きたいです。ありがとうございました。


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