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【授業】高知市中心商店街の父の日のイベントのお手伝いをしました


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 6月21日(日)、地域協働実習とまちづくり論の学生3名が、帯屋町筋商店街女性部会が主催する「父の日クレヨンカップづくり」のお手伝いをしました。幼児・小学生対象に先着300名限定で行ったこのイベントは、お父さんに感謝気持ちを込めたマグカップを作ろうと、昼12時の開始前から大勢の親子連れが並びました。
 学生は子どもたちの力作を割らないように気を付けながらも、笑顔で子どもたちの思い出作りに協力していました。学生の感想をご覧ください。


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○人文学部3年 女子
 まちづくり論の講義でまちづくりについて考えていく中で、「実際にまちに出て何かやって感じ取ってみたい!外とつながってみたい!」そんな思いから、今回の商店街の父の日イベントのボランティアに参加させていただきました。
 今回のイベントで、私は主に子どもたちがマグカップに絵を書く際のお手伝い役を担当しました。普段、小さな子どもたちと接する機会があまりないので、最初は私自身どう対応したらよいかと探り探りでしたが、知らずのうちに、単にやり方を説明するだけでなく、「これ、お父さんの似顔絵?上手だね!」とか、「今日は誰と来たの?」と会話を交えながら接することができるようになっており、それに子どもたちが答えてくれると、小さなつながりを築けたようで嬉しかったです。恥ずかしがりやな子から積極的に話してくれる子までいろいろな子どもたちがいましたが、みんな最後には「ありがとう!」と言って嬉しそうに帰っていく姿が私も嬉しく、改めて「ありがとう」と言ってもらえることのありがたさを実感しました。
 今回のイベント全体を見て感じたことは、これを商店街の人通りの多いアーケードの真ん中でやるということに意味があったと思います。休日の人の往来が激しい時間帯で通行の妨げになることもありましたが、それでもあの場所でやったからこそ、多くの人に商店街の取り組みを見てもらえ、今回は年齢制限があったものの多くの人に参加してもらうことができたのだと思います。
 中には観光で来ていた県外の子も参加してくれていたようで、商店街でやっていてもどこかの建物の中だと、観光でたまたま来た人が参加するということは難しいと思うのですが、目に付く通りでやっていたからこそ気軽に参加してもらえたのだと思います。
 私はなかなか周りを行き交う人たちに「参加してみませんか?」と声を掛ける暇がなかったのですが、このような声掛けもあの場所でやったからこそできたことだと感じました。 
 また、今回の主催の女性部会の方々が経営されているお店の中には、専門店でそこに用事がないと利用しにくいお店の方もいらっしゃいましたが、このような誰でも気軽に参加することができるイベントをそのようなお店の方も一緒にやることで、新たなつながりを得て、自分の店に来店してもらうきっかけにもなるのではないかと感じました。
 今日の活動を通して、商店街で誰でも参加できるイベントをやるということが、地域のコミュニティづくりになるということを実際に感じることができたので、また何か(土曜夜市など)に実際に参加し、感じとっていきたいです。

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