【えんむすび隊】「食」を通じた地域活性化を五感で体験する 全国ご当地じゃこサミットを盛り上げよう!
10月11日(土)。美しい秋晴れの下、えんむすび隊は安芸市を訪れました。
島国・日本にとって、じゃこ(シラス)は広く食されてきた食材です。太平洋に面したここ高知も、ご多分に漏れず「じゃこ食文化」を持っています。
中でも安芸市は、県内有数のシラスの産地。黒潮が室戸岬でぶつかって安芸市の沖合いに生じる還流に揉まれ、身の締まった美味しいシラスが獲れるといわれています。海岸沿いに赴くとちりめんじゃこを干す風景に出くわすこともしばしば。地元地域づくり団体が中心となり「釜あげちりめん丼」を考案するなど、地域に根付く「じゃこ食文化」を垣間見せてくれます。
そんな安芸市で開催された「全国ご当地じゃこサミット」は、今年で3回目。全国各地のご当地じゃこの魅力をたくさんの人に知ってもらうと同時に、安芸市の活性化を図るイベントです。今回のえんむすび隊では、出店者のお手伝いをすると同時に出店者にヒアリングを行い、食を通じた地域活性化の現状を体感して学ぶことを目的としました。
会場の安芸ドームに8時半に到着したえんむすび隊。早々に地域の方からかつおやどろめの歓待と激励が。かつお包丁を巧みに操って捌き、豪快に藁焼きする地域の方々。今朝獲れのどろめたち。サミットを盛り上げる一員としての気概がグッと増します。
9時頃には他の当日スタッフのみなさんと一緒に事務局の方から説明を受け、お手伝いをする出店者のブースへとそれぞれが移動します。販売開始の10時まで、お店の方にお話を聞き、販売準備を整えていきます。
10時からは、それぞれが持ち場で売り子として声を張り上げました。お昼が近くなる頃には行列のできる店舗も。看板を掲げ、整列の案内をし、商品の説明をして、お店と会場とを盛り上げようとがんばります。9,000人が訪れた初日よりも、2日目はさらに多く2万1000人が訪れたそうです。出店者にも来場者にも喜び楽しんでもらうための工夫を、それぞれが行いました。その甲斐あってか、完売する店舗が続出。出店者や事務局の方々にも、お裾分けやオマケ、さらにはお土産まで、とびきり美味しい“温かいお気遣い”をいただきました。
食を通じた地域活性化の力について、学生たちは多くを学んだようです。お世話になったみなさま、ありがとうございました。
以下に、参加した学生たちの声の一部をご紹介します。ぜひご一読ください。
●農学部農学科3年女子
去年は台風で1日だけしか開催できませんでしたが、今年はお天気にも恵まれ、多くの人が遊びに来てくれたようでよかったです。各店の盛況ぶりを見てじゃこサミットでたくさんの人がじゃこに興味を持ち、じゃこの名産地の安芸を好きになってくれていると感じました。私自身もじゃこを食べたいと思っても利用法が分からないのでこうしたお祭りを通して知ることができました。
じゃこサミットは、お祭りによって安芸が活気付き様々な地域から人が来て秋を知ってもらうという内にも外にもいい効果があると思いました。
●人文学部社会経済学科4年女子
じゃこサミットに参加させて頂いて、じゃこの人気の高さ・イベントを開催されている安芸市のイベント力の高さに驚かされました。1日目だけで9000人が来場したと聞き、正直高知県でここまで人が集まることに感動させられましたし、またご当地グルメ「じゃこ」で地域活性化は改めて可能であることを実感しました。出展者の印象としては、四国外の方々は安芸の方の紹介で参加されたと聞き、その方の人望を感じるとともに、漁港同士のネットワークを感じることができました。四国では、四国独自の4Bといわれるグルメイベントがあり、出ることが当たり前になっている空気が伝わってきました。地域への提案としては、机に醤油などを置いていただきたいことやステージで店舗のコマーシャルをさせて頂ければよかったのではと感じました。
●人文学部社会経済学科3年女子
地域が一体となって盛り上げているイベントということを強く感じました。主催者の皆さんも朝早くから準備していらっしゃって、私達への説明も詳しくしてくださっていたので熱い思いというものを感じました。また、話の語尾には「〇〇じゃこ〜!」と言っていて、そこからもじゃこに対する熱い思いや、イベントを盛り上げてみんなで楽しんでもらって成功させたい!!という印象も受けました。
お店の方へのインタビューでは、みなさんこんなに盛り上がりのあるイベントは高知でも数少ないから一緒に参加することができて楽しいし、広く知ってもらえる(自分の店や地域のことについて)から価値のあるものだと思いというようなことをおっしゃられており、地域のイベントを開催する(地域のみんなが中心になって)意味というものを改めて感じることができました。また、インタビューでお話を伺う経験ができ、単に話をするのではなく、そこから内容のある話を聞きだすことの難しさを実感しそれが私にとっての学びとなりました。
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