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【えんむすび隊】自然薯植えで中山間地域の暮らしを知る2016 in安田町中山地区


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 5月14日土曜日、えんむすび隊は清流安田川沿いにある安田町中山地区を訪れました。

 集落活動センターなかやまを拠点に、地元を元気にしようと有志で結成された「中山を元気にする会」が中心となって、耕作放棄地を活用した自然薯栽培を行っており、3年前の2畝から始めた作付面積もなんと今年は5倍の1反となったそう。えんむすび隊も3年連続で行かせていただいています。

 当日は天気にも恵まれ、暑いくらいの気候の中、地元の方に自然薯の植付け方を教わり、早速畑で実践。慣れない鍬や番線の扱いに苦戦しながらも地域のみなさんに丁寧な指導を受けながら作業を進めていきました。


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 作業の後はお待ちかねの昼食です。自然薯を使った自然薯汁や地元で取れた野菜や米を使った田舎料理に学生たちも大満足。地元の方々との交流もでき、楽しい時間となりました。


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 午後からは「自分たちの感じた安田町中山の歴史」と題し、ワークショップを実施しました。
 まずは、地元の方の案内で中山地区の豊かな自然に癒されつつ、森林鉄道に関連する史跡や、重要文化財の仏像群がある北寺を訪問し、地域の歴史を肌で感じました。その後集落活動センターに帰り、それぞれで意見を出し合うワークショップを実施し、地元の方々に感じたことを発表しました。学生からは、中山地区では人・自然・文化が互いに結びつきあいながら歴史が紡がれていると感じたという感想も出て、有意義な時間を過ごせたようでした。


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 お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。


 以下に参加した学生の声の一部をご紹介します。是非ご一読ください。

●医学部看護学科4年女子
 安田町のいいところをたくさん知ることができました。自然が豊かで皆さんとても温かく安田町の事を教えて下さったので、よりいい所だなと感じたのだと思います。また、畑での作業の際には皆さんの技術や工夫がたくさんあって、初めての作業もたくさんありましたが、何とか行うことができました。お昼ご飯の際には調理方法や味付けのコツなども教えていただいたので、私も料理に挑戦してみようかなと思います。

●人文社会科学部人文社会科学科1年男子 
 自然薯、北寺、森林鉄道など初めての体験ばかりで初めは不安もあったが皆さん優しく教えて下さり案内して下さったので不安もなくなっていて、最後まで楽しむことができた。高知に来てからなかなか自然と触れ合う機会がなかったので、特に土に触れたのが久しぶりだったので、本当に良い経験だったし、自然に触れることは大切で自然のすばらしさを改めて考えることが出来てよい1日だった。
 また1番思ったのは、町全体で町が守られているという事だ。町民がいるからこそ昔の町民がいたからこそ今の中山があるのだという事が分かった。
 北寺の仏像が保管されている建物や森林鉄道のトンネルの活用など興味のあることがたくさん聞けて良かった。また機会があれば来たいと思った。

●農学部2年女子
 私は今まで何度か安田にお邪魔していますが、来るたびにどんどん安田の事が好きになっています。それは、中山地区の地域の皆さんとの触れ合いであったり、美味しい料理であったり、いろんな要素が関係しています。
 今回一番良かったと思うのは、地域の方々の笑顔をたくさん見ることができた事です。安田の地域愛をもっといろんな人に知ってもらいたいし、安田まで足を運んでほしいなあと思いました。


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