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社会とつながる学生通信vol.52を発刊しました


━━━━━━━━━━━━━━━ https://olss.cc.kochi-u.ac.jp/collabo/

高┃ 知┃ 大┃ 学┃            
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   ★社会とつながる学生通信★ vol.52  発行2016年11月9日

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■このメールマガジンは、高知大学学生による社会的活動をご支援くださって
 いる皆様や、コラボレーション・サポート・パーク(リエゾンオフィス)関
 係者と名刺交換をさせて頂いた方などにお届けさせていただいております。

 配信を希望されない方は、お手数ですがメール下部にある連絡先までお知ら
 せください。

 また、お知り合いでメールマガジン送信をご希望の方がいればご紹介くださ
 い。
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■「コラボレーション・サポート・パーク」(リエゾンオフィス)(略称コラ
 パ〜)は、学生と社会の協働実践を組織的に支援するための仕組みです。

 高知大学朝倉キャンパス学生食堂「IKUS」2階にあります。

 https://olss.cc.kochi-u.ac.jp/collabo/

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【今月号の主な内容】

★==【コラボ考房プロジェクト】ブラッシュアップ会

☆==【えんむすび隊】大豊町、須崎市、本山町

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 リエゾンオフィス室長日記は下部へ移動となりました。
 室長の熱い想いがしたためられています!
 ぜひご一読ください。

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■これから行われる活動のご案内

 学生が主体となって行うイベントや大学主催の行事等をご案内いたします。
 学内での行事を見学希望の方は末尾の連絡先までお知らせください。
 
 また、地域と高知大生が関わる授業や行事等があれば情報提供をお願いし
 ます。

★【SBI】インターンシップの参加者募集が始まります!
  ・11月1日・11月 4日 出張コラパ〜 
  ・11月7日・11月10日・11月11日 SBI相談会(朝倉キャンパス)

★【えんむすび隊】黄色いハッピが目印!ご縁を結びにまいります♪
 ☆11月以降、下記の日程で「えんむすび隊」が活動します。
  ・11月26日(土)大豊町 半農半X(2)
  ・12月4日(日)安田町 自然薯の収穫
  ・12月11日(日)安田町 やまいも祭り

★【コラボ考房プロジェクト】
  ・12月10日(土)9:00〜 ブラッシュアップ会

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■活動報告
 
 コラボレーション・サポート・パークの活動や学生の活動などを
 ご紹介します。

★【コラボ考房プロジェクト】平成28年度第2回活動ブラッシュアップ会開催
 ☆平成28年9月24日(土)、高知大学朝倉キャンパス人文社会科学部棟5階第
  1会議室で、平成28年度第2回コラボ考房プロジェクト活動ブラッシュアッ
  プ会が開催されました。
  http://www.kochi-cocplus.jp/info/dtl.php?ID=598&routekbn=S&routekbn=S&routekbn=S&routekbn=S

★【えんむすび隊】田舎で暮らそう あなたの「半農半X」(1)
 ☆10月9日の日曜日、えんむすび隊は農業インターンシップの受け入れをし
  ている大豊町へと向かいました。
  http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=860&routekbn=S

★【えんむすび隊】農業ベンチャー企業の社長に聞く 
                     その土地で活きる6次産業
 ☆10月16日(日)。えんむすび隊は、須崎市浦ノ内を訪れました。
  http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=861&routekbn=S

★【えんむすび隊】“田んぼアート”稲刈り体験ツアー 
                     with AQUA SOCIAL FES!!2016
 ☆10月23日の日曜日、えんむすび隊は天空の郷長岡郡本山町吉延地区を訪れ
  ました。
  http://www.kochi-coc.jp/info/dtl.php?ID=862&routekbn=S

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■【10月】取材を受けました!

 リエゾンオフィス「コラボレーション・サポート・パーク」関連の授業や事
 業について取材を頂きました。

 ★10月16日(日)須崎市でのえんむすび隊でよさこいケーブルテレビと読売
         新聞より取材を受けました。
  ☆よさこいケーブルテレビ →10月19日に放送されました。

 ★10月23日(日)本山町吉延地区でのえんむすび隊で高知新聞社より取材を
         受けました。

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■リエゾンオフィス 室長後記

今回は「地域文化の生産資源としての価値」についてお話ししてみいと思いま
す。

★価値多様化社会の生産では「脱・画一化」がキーワードに

地域で仕事をつくることを考えるときに重要なのは、地域の「生産資源」です


生産資源とは、土地や資本(お金)、労働(人)、原料など生産活動に参与す
る経済的要素のこと。大量生産時代は、物や人の資源が重視されてきました。

画一的な財とサービスを供給する大量生産では、均質な物と人の資源が担保さ
れれば十分だったからです。

しかし、価値多様化社会と言われる21世紀は、生産の軸が“画一化”から“脱
・画一化”に移行しつつある時代です。


★地域文化は「脱・画一化」型生産の肝になる

ちなみに、巷で「デコ消費」と呼ばれたりしている、消費者が自分好みに衣料
品をカスタマイズするための「デコレーション加工や部材販売」は、脱・画一
型生産の一例です。

その脱・画一化の重要な生産資源として、大量生産時代には重要だと思われて
いなかった、地域の長年の“かかわり合い”から生まれた地域文化が注目され
始めてきたと私は考えています。

理由は、地域文化は、世界に二つとない地域固有の資源であり、それが脱・画
一の財・サービスを世に供給する重要な要素になると考えるからです。


★地域文化の生産資源化で仕事に持続性と「いきがい」を実現できるかも

地域文化を生産資源にする仕事ならば、その仕事はそこで長く続くものになる
でしょうし、またそこで働く人々のアイデンティティを高めることにもなるで
しょう。まさに、生産資源としての地域文化は、仕事が「いきがい」になる、
そんな職場を実現することになるかもしれません。

この視点から地域文化の価値を捉え直すと、仕事づくりのあり方も大きく変わ
るかも、です。地域が面白くなってきそうです。


≪ことばの説明≫
○“かかわり合い”の意味
ここでの“かかわり合い”とは、ヒト同士の関わりや繋がりだけでなく、ヒト
と自然との関わりまでも含むものです。

○地域文化の捉え方
ここでの地域文化は、「人の知的成長は、両親から受け継ぐ遺伝的情報と自然
・社会環境などの環境情報によってすべての個人が異なりを見せる一方で、1
つの地域の人々の“ものごと”に対する判断や行動が、人間の生物としての適
応から比較的に類似し、それがある程度の期間にわたって継続されることで他
と異なる独特の地域文化が誕生する」と見なす北原貞輔・伊藤重行両氏の考え
によるものです。

                 高知大学 リエゾンオフィス
                  コラボレーション・サポート・パーク
                  室 長   池 田 啓 実

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【こちらもチェック!】

■高知大学インサイド・コミュニティ・システム(KICS)化事業のコラパ〜
 紹介ページもあります!
 http://www.kochi-coc.jp/collapar/

■広報誌Lead2013年夏号でリエゾンオフィスの取り組みが紹介されています。
 http://www.kochi-u.ac.jp/_files/00039017/koho_ku_vol26.pdf

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■用語解説

 1)コラボ考房プロジェクト
  社会的課題や企業課題の解決を目指す学生グループ(3人以上一組)の自
  主的活動を支援するシステムです。主に1〜2年生を対象とし、支援期間は
  一年間。期間内にプロジェクトの目的実現のため、チームビルディングや
  プランニングなどに取り組み、自律的に活動出来るよう支援しています。

 2)SBI
  Society Based Internship=(人間関係形成インターンシップ)。
  高知の企業で3人一組のチームで行う3週間のインターンシップ。
  「周りの人々と協働すること」について考えることを重視しています。
  企業実習の前後に各種セミナー等による学習と振り返りの機会が数多く設
  けられています。
  
 3)CBI
  Collaboration Based Internship=(長期社会協働インターンシップ)
  「共感」とは、深い「縁」を感じ大切にすること。その「共感」が21世紀
  のプロフェッショナルにもっとも重要な資質だと言われています。
  CBIは、正課の授業(事前・事後含め14単位)として、首都圏で行う長期
  の社会協働インターンシップ制度です。
  首都圏は、様々な社会的課題の解決に情熱を持って取り組む企業等が多く
  集積する地。彼らにそうした方々と深い「縁」を結び「共感」の資質を肥
  沃にしてもらうため、原則、半年の実習としています。
  実習はハードですが、自律的に日々の仕事に創意工夫をもって真摯に向き
  合うことで「信頼」され、「信頼コミュニティ」のメンバーへと成長を遂
  げるのです。
  この環境が、学生に、社会が解決を求める課題の真の感知と、解決に必要
  な人の巻き込みや解決策の策定の≪肝≫の理解、さらにはそれをやりきれ
  る自分となるための自身の課題の把握と改善をもたらします。
  ただし、それには条件が。「本気」と「覚悟」です。
  大学は、学外の協働機関や受入先と協働し、そのための環境整備と支援を
  行っています。
  これもCBIを協働型とする理由の1つとなっています。

 4)えんむすび隊
  大学が核となって様々なご縁を紡ぎたいとの願いを込めた地域活動ツアー
  の愛称です。高知大学と地域、地域と地域のご縁を結ぶ活動を展開してい
  きます。
  主に学生が地域に出向く際に「えんむすび隊」として活動します。
  オリジナルののぼり旗とハッピを見かけたら気軽に声をかけてください。
 
 5)地域協働企画立案・地域協働実習
  社会で活躍するために求められる「自分で考えて行動する力」「前向きに
  行動する力」「チームワーク力」「他者に対する共感力」などの能力を地
  域の実習先でのサービスラーニングにより育成する授業群。
  1年次2学期に地域協働企画立案を受講した学生が2年次1学期に半年間、地
  域恊働実習を行う。
  

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 発 行 日:毎月発行  発行開始日:2012年6月13日
 ご意見ご感想はこちらまで colla-par@kochi-u.ac.jp
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高知大学リエゾンオフィス「コラボレーション・サポート・パーク」
  〒780-8520 高知県高知市曙町2丁目5番1号 IKUS 2階
    TEL:088-844-8932 FAX:088-844-8948    
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