過去最多の参加！！ジネンジョ（自然薯）収穫と学生活動報告会 in 安田町中山地区

皆さん、こんにちは！！
高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾です。

今日は、今年で3年目を迎えた安田町集落活動センターなかやまとの連携について報告します。3年をかけて、地域連携の取り組みが少しずつ形になりはじめました。

2014 年5月、集落活動センターなかやまと高知大学との連携がスタートしました。これまでにえんむすび隊だけでも計9 回延べ200名以上の学生が中山地区を訪れ、ジネンジョ栽培・販売などを実施してきました。これまでの活動を通じて、学生の中からもっと深く安田町について学びたいという学生団体「安田の食応援隊」が立ち上がりました。平成28年度安田町学生地域活動支援事業第1号の採択をうけ、「食」をキーワードに活動しています。
今回は、過去最多25名の学生が参加し、ジネンジョ収穫（農作業）に加えて、学生団体の取り組みについて住民・学生との意見交換を行いました。

朝8時30分、安田町集落活動センターなかやまに25名の学生が到着しました。さっそく畑に向かいます。住民から収穫の手ほどきを受けて、いざ収穫作業です。ほとんどの学生が初めての経験で、ジネンジョが折れないよう優しく優しく掘り出します。その様子は、まるで考古学の発掘のようでした。まっすぐ伸びたA級品がでると、学生と住民から歓声と拍手が響きました。

農作業の後は、待ちに待った昼食です。今日も地元の女性陣が安田町の食材を使ったご馳走を振る舞ってくれました。本日使用したお米は、なんと7升でした。採れたてのジネンジョも食卓に並びました。

午後は、まず安田町ふるさと応援隊・横田光貴さんから集落活動センターなかやまの取り組みについて報告いただきました。その後、地域住民と学生に向けて「安田（あんた）の食応援隊」の活動報告をさせていただきました。学生が様々な人に出会い、取材を通じて学んだ「食」に携わる方々の思いを、学生の言葉で伝えました。地域の方には、どのように映ったのでしょうか。今後の活動が楽しみです。

今回、これまでで一番多くの住民に参加いただきました。3年間の活動が少しずつ形になりはじめたように感じました。今後の安田町集落活動センターなかやまと高知大学との連携が楽しみです。