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安田町えんむすび隊4年目突入!地域の食の魅力を考えます


集合写真

皆さん、こんにちは!!
高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾です。

集落活動センターなかやまと高知大学との連携は今年で4年目に突入しました。前日からの大雨で、残念ながら本日のジネンジョの植え付け作業は中止となりました。今回のえんむすび隊は、地域の「食」に焦点を当て、農業や郷土料理に携わる住民の想いを学びます。

午前、産直市見学と調理体験の2つのグループに分かれて活動をしました。産直市見学では、ゆずの花が咲く安田川沿いの道を下り、「味工房 じねん」でお話を伺いました。産直市の魅力と抱えている課題について、意見交換しました。また、ジネンジョの栽培方法についても説明を受けました。
調理体験グループは、地元女性15名と郷土料理をつくります。地元でとれた米(8升)やジネンジョ、野菜を使って、郷土料理である「田舎寿司」を皿鉢に盛り付けます。調理を通じて、生産者の思いや調理技術を体験しました。「皆でつくると、楽しいね」と会話が弾みます。

まちあるき 味工房 じねん 調理 田舎寿司 ジネンジョ汁 食事風景


午後は、安田町で活動する「安田の食応援隊」がこれまでの活動について報告しました。住民に向けて、自分たちが何を感じ・学んでいるのか想いを住民に伝えます。
その後、住民と学生によるワークショップです。学生と住民が、それぞれどんな感想を抱いたのか、その思いを誰に伝えたいかを話し合いました。学生からは「おいしかった。多くの人に食べてもらうことで、安田の食の魅力を感じてほしい」といった意見が出されました。一方、住民からは「子供や孫に郷土料理を食べてほしい。でも、地元にいないのでできない」、「皆で一緒に郷土料理をつくることが楽しい」と言った意見が出されました。

今日は、雨で農作業ができませんでしたが、「食」をキーワードに地域の現状や想いを体験する一日になりました。


安田の食応援隊 学生報告 ワークショップ1 ワークショップ2  報告 御礼

イベント報告