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【えんむすび隊】案内看板を作ろう!Let’s make direction boards!


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 7月1日の土曜日、えんむすび隊は案内看板作りに挑戦するため、本山町汗見川ふれあいの郷 清流館へ行ってきました。

 本山町にある汗見川ふれあいの郷 清流館には豊かな自然と地域のおもてなし、様々な体験プログラムなどを求めて年間2000人以上の人が訪れているそうです。多くの人に愛される清流館ですが、道中の目印が少なく、初めて来館される方は少し不安になることも…。
 そこで、せっかくなら初めて来る外国人にも日本人にもわかりやすい看板を作ろうということになりました。

 今回参加したのは留学生8名を含めた15名の学生です。全員が清流館には行ったことがないということでわくわくしながらまず降り立ったのは、国道沿いにある本山さくら市。戸惑う学生に清流館と本山町のリーフレットを渡し、その地図を頼りにチームで清流館までのナビゲートに挑戦しました。


 何とか無事すべてのチームがゴールした後に感想を聞いたところ、沈下橋を渡ったチームや住宅地に迷い込んだチーム、清流館に気付かず通り過ぎたチームなど様々ありましたが、道中感じた不安感から、案内看板の必要性を実感できたようでした。
 設置個所について考えるワークでも、地域の方が想定していた範囲を超えて隣町の土佐町の道の駅や国道から曲がる交差点、気づかず通り過ぎた方向けに入り口の奥にある林道や橋を渡った分岐点などたくさんの意見が飛び交いました。


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 最終的に設置可能かどうか保留の場所を含め8か所に決定し、昼食をいただいた後に、看板のデザインを考えました。文字としては日本語以外に何が必要なのか、デザインは統一させるのか、どのような色を使うといいのかなどから検討し、いくつかのルールを作り他はチームごとに任せるということに決定。もう一度設置する場所を確認しに行ったり、看板作製用にご用意いただいていた木材の中から使用するものを選んだりと、どんな看板がいいのか真剣にデザインを考えていました。

 その後、地域の方にご協力いただき、思い思いの形に木材をカットしていただき、明日の作業に備えました。


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 二日目は朝から看板の制作に取り掛かりました。

 昨日考えたデザインをたよりにペンキで描いていきます。同町の地域おこし協力隊の方にもサポートしていただきながら丁寧に、かつ大胆に作業が進んでいきました。

 お昼は清流館で開催された「七夕ランチバイキング」に参加させていただき、大勢の地域の方と一緒に本山町の食材を使った豪華な食事に舌鼓。参加者が年々増えていることに大いに納得できる美味しい料理の数々についつい食べ過ぎてしまいました。

 ペンキが乾いたうえにコーティング剤を塗ったら看板の完成です。地域の方から「いいものができたね」「これがあれば迷わんわ」「町がにぎやかになるわ」と声を掛けていただくたびに学生も誇らしそうにしていました。


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 最後にさっそく入口のところに看板を取り付けていただくことができ、地域の方も学生も目を輝かせながら喜んでいただくことが出来ました。

 2日間という限られた時間の中でしたが、汗見川に来ることが出来たこと、一から考えた看板を作ることが出来たこと、またなにより地域の方に受け入れていただき喜んでいただけたことは学生にとって大きな刺激となったようでした。
 今回当日に設置することが出来なかった看板についても順次設置していただけるそうなので、是非学生たちが地域の方と一緒になって作った看板を見に行ってみてはいかがでしょうか。


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 お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
 以下に参加した学生の声の一部をご紹介します。是非ご一読ください。

●地域協働学部1年女子
 地域の人が一丸となって1つの取組みをしてくださったり、地域おこしをしようとする姿は見ているだけでも大変学びに繋がったが、今回実際に中に入って体験することで課題や学びがより明確に身に染みました。看板を作る前に話し合った場では一緒に参加していたメンバーの「この看板を見に来る人が出来るくらいの面白い看板を」という意見が自分の考えとは全く違っていてとても驚き、参考になりました。それらのグループワークで出した課題や道中の気づき、そのことをふまえて作った看板が今回の学びの場を提供して下さった本山町の清流館の役に立てると、学びの集大成ともなって本当に嬉しいことだと思います。

●教育学部留学生女子
 地域の方と交流したり、日本人の友達を作りたいと思い参加しました。今回の活動に参加して、看板作りを通して、他のメンバーと友達になったし、地域の人々とちゃんと交流したし、みんな一緒にBBQをしたし、本当に楽しかったです。看板を作りことが難しいですが、メンバーだけでなくて、地域の人々も一生懸命に看板の作り方を提案してもらって、「地域を守ろう」という感じに気付きました。とても感動しました。本当にありがとうございます!

●農林海洋科学部1年男子
 今回の活動はまず一言でいうと楽しかったです。たくさんの人と交流して、意見を出し合って自分たちで案内看板を作るという、普段やらないようなことができ新鮮でした。また、川遊びやバーベキューなど、学生と濃い時間を過ごすことができ、楽しかったです。想像していた以上に自分たちの意見を出し合って案内看板を作ることが出来たし、たくさんの人と交流できました。そして汗見川の地域について知ることが出来ました。今回の活動は宿泊ということもあり、たくさんの人々と交流でき楽しい時間を過ごすことが出来ました。

●人文社会科学部留学生女子 
 やさしい日本語で看板を作ろうと思って、芸術を高めて、体験をして、知識を広げようと思って参加しました。
観光客としてどう感じるのを基にして看板を作りました。まさか2日間だけたくさん看板を作るとは思わなかった。現地の悩みも理解して、もっと地域の人がここのところに来てほしいと思う。ここがいい場所だから、私達が作った看板を使用してもっとお客様が来たらほんとに嬉しいと思う。


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