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学長のご挨拶


学長 脇口 宏

 文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」は、大学改革を行った上で地域社会の活性化に資するため、教育、研究、そして地域貢献を推進する地域再生の核となる大学(COC=Center of Community)に対し財政的に支援することを目的として、平成25年度から始まった事業です。
 本学は、従来から緊密な連携関係を構築していた高知県と共に連携し、「高知大学インサイド・コミュニティ・システム(KICS)化事業」の申請を行い、319件(342大学・短期大学・高等専門学校)の応募の中から、52件の採択事業の1つに選ばれました。
 本事業のキーワードとして、多様性を失った地域に多様性を取り戻すことが重要なポイントだと考えています。
 具体的には、高知県下7ブロックに大学教員である高知大学地域コーディネーター(UBC=University Block Coordinator)を配置し、若者が去り、高齢者の単一社会化した地域に若者(学生)と教員が入り込むことによって、地域構成員の多様性を復活させること、官学一体となって隅なく地域と向き合うことで、地域と大学との域学連携や産学連携活動を実践していきます。
 そのことによって、地域毎に個性豊かな再生・発展の方向性、方策(再生の多様性)をさぐり出すことが可能となるはずです。
 また、今回の事業と機を同じくして地域協働学部を平成27年度に新設並びに既存の学部の大規模な改組を伴う教育組織改革も進行しており、座学で得た知識を地域の人々ともう一度学び直すことによって、学びの多様性を体現し、生きた知識あるいは社会に根ざした知識として活用できる地域協働型教育を全学的に実施します。
 本事業は、本学が地域に根ざした大学に立脚するために、全学的に取組む重要な事業であり、着実に事業を遂行し成果を上げて参ります。
 皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

国立大学法人高知大学

学長 脇口 宏