第4回目！！平成28年度高知大学出前公開講座　in　四万十町

　四万十町での今年度第4回目の高知大学出前公開講座が開催されました。
（2月7日（木）19：00〜20：30、四万十町役場東庁舎1F多目的ホール）

　第4回講座は、「幼児の言語取得過程から早期英語教育の課題と効果を考える」と題し、高知大学教育学部の松原准教授による講座が行われました。

　講義では、幼児の脳の発達過程や言語獲得の方法から、英語を話すことや聞くことといった「音」に関する学習は早期に学習する効果が高いが、読み書きに関しては母語の習得が重要であると説明されました。そして、子どもたちが英語を学ぶためには学校の授業だけでなく自ら学ぶ必要があること、そのためには英語を学ぶ理由を理解させ、優れた指導者、教材と動機づけにより、実際にそれを使用することを継続する必要があることを説明されました。
　受講者からも英語の授業の進め方や、子どもへの英語の読み聞かせについてなど、多数の質問が寄せられ、講義は盛況のうちに終了いたしました。

　次回第5回目(最終回)は、2月16日（木）の18:30より四万十町十和地域振興局にて、「お金をかけずにできる子どもの可能性を引き出す教育」と題し、高知大学教育学部の鹿嶋准教授による講座を開催します。ぜひ、ご参加頂き、理解を深めて頂ければと思います。

平成28年度高知大学出前公開講座 （四万十町）の開催について