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5年目突入!ジネンジョ栽培が結ぶ学生と住民の絆 in 安田町


えんむすび隊

皆さん、こんにちは!!
高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾です。

快晴の下、学生達の元気な声が畑に響きました。今年は、地元の高校生7名も参加し賑やかな植え付け作業になりました。ジネンジョ栽培のレクチャーを受けて、いざ植え付けスタートです。一つ一つ丁寧にジネンジョの種芋を植え付けていきます。植え付け方法一つにも、住民の知恵と想いがあることを再確認しました。


植え付け 植え付け 植え付け 植え付け

待ちに待った昼食です。40人を超える食卓には、ジネンジョがたっぷり入った山芋汁、地元のゆず酢の薫り豊かな田舎寿司、山菜料理などが並びました。田舎寿司づくりには、学生も参加しました。


昼食 田舎寿司

午後は、「安田町の食卓ってどんなだろう!」をテーマに、3つのグループに分かれてワークショップを実施しました。住民からは、「冷蔵庫がなくても困らなかった」、「食事作法が厳しかった」、「昔は食べるものが少なかった」のほか「お金を握りしめて、遠くまでアイスキャンディーを買いに行った」などご自身の体験や想い出を語っていただきました。学生からは、「大学に来てからは一人で食べる機会が増えた」、「祖父母との食卓の会話」などがあり、過ごした時代や地域は違えど、食卓を囲む家族の大切さや想い出は共通していたようでした。


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安田町集落活動センターなかやまと連携したジネンジョ栽培も、今年で5年目に突入しました。平成26年度5月に約2畝の畑からスタートした学生と地域との連携は、年を重ねるごとに面積を拡大し、関わる学生や住民の数を増やしてきました。またリピーターとして参加する学生も多く、住民との関係も深まってきたように思います。これまでの関わりを継続しつつ、安田町の地域活性化に貢献する新しい挑戦をしていきたいと考えています。

えんむすび隊の一週間後、小さなジネンジョの芽が顔を出していました。学生と住民との絆も少しずつ・着実に育っています。


集合写真

ジネンジョの芽

イベント報告