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馬路村魚梁瀬地区 山奥の小さな大運動会に参加しました!


皆さん こんにちは!!
高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾です。

今日は、合計11名の学生達と一緒に馬路村魚梁瀬地区の村民大運動会に参加しました。

馬路村魚梁瀬地区は、高知市から北東に約60km、車で約2時間半の距離にある山村です。かつては、「魚梁瀬スギ」を産出する国内屈指の林業地として栄え、昭和30年代には1,000人を超える人々が暮らしていました。その後、森林鉄道の廃線、魚梁瀬ダムの建設に伴う集落移転など、魚梁瀬地区を取り巻く社会環境は大きく変化し、現在は人口200人弱となっています。

秋晴れのなか、運動会が行われました。地区人口は200人弱ですが、馬路村役場、馬路村農協、安芸森林管理署そして高知大学えんむすび隊の学生など多くの人々が魚梁瀬小学校のグランドに集まりました。

よーいドン!!「源平合戦魚梁瀬の戦」や「林道安全運転」、「ザ・山師」など林業の村・魚梁瀬らしい競技がいくつもあります。私は、約30cmの丸太をノコギリで切る「ザ・山師」に挑戦しましたが、地元の方との力の差を見せつけられる結果となりました。

えんむすび隊に参加したインドネシア人留学生達から、「なぜ、男女ペアの競技が多いのか」、「なんのために、競技中はペアで手をつながなければならないのか」といった質問を受けました。中山間地域ではよく見かける運動会の競技が不思議に写ったようです。
引率した教員から「昔、地区の運動会といえば男女の出会いの場だったんだよ。その名残が残っているのでは。」という答えに驚きと納得の表情を浮かべていました。地域での新たな学びになったようです。

今年の地区民大運動会は、大盛り上がりのうちに終了しました。運動会への参加を契機として、魚梁瀬地区と高知大学との連携を模索していきます。




応援合戦

綱引き

玉入れ

村長と記念撮影!

イベント報告