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開講！　平成30年度高知大学出前公開講座　in　馬路村

開催！！　平成30年度高知大学出前公開講座　in　馬路村

平成30年度高知大学出前公開講座　in　馬路村
（10月４日（木）19：00～20：45　馬路村就業改善センター）

　馬路村での平成30年度公開講座がいよいよ始まりました！

　開講にあたって、冒頭に馬路村の清岡教育長からご挨拶を賜り、平成30年度の講座がスタート！第1回目の講師は、高知大学医学部溝渕教授です。

題目：「ゆずパワーで健康長寿」
講師：高知大学医学部教授　溝渕俊二

　高知大学医学部と馬路村農業協同組合は平成21年度から共同研究契約を締結しておりますが、溝渕教授（専門：外科学・臨床栄養）は、この共同研究の中心研究者として、これまでゆず種子の機能性評価等に関わってきました。また、平成30年3月にはこれら研究活動と研究成果等に資する研究基盤をさらに充実させるため、馬路村農業協同組合との共同研究にかかわる拠点「（※）高知馬路村ゆず健康講座」を高知大学医学部内に開設しました。（共同研究講座第1号）

　これら互いに長年の研究で得られた成果等については、これまで一般（馬路村民）の方に紹介する機会がなかったこともあり、今回、公開講座として、その研究成果を地域の方にご紹介することとして企画しました。

　講座では、ゆず種子を乾燥・圧搾して得られる油を、「非加熱ゆず種子油」と揮発分離した「精製ゆず種子油」に分類し、それぞれの効果について、試験管・動物実験・人臨床試験での研究結果を各種比較データや画像等を踏まえ説明されました。

　「非加熱ゆず種子油」については、経口摂取により、抗酸化と抗メタボリックシンドロームに対して効果があることや、「精製ゆず種子油」においては、塗布により、アトピー性皮膚炎や老人性乾皮症の改善に効果あることが解説されるとともに、このことは新聞報道等でもこれまで多く取り上げられていることなどが紹介されました。

　受講生も時にはメモを取りながら、時には頷きながら、また質疑も活発に行われるなど熱心に受講されており、地元の特産品であるゆずへの関心の高さが伺える講座となりました。

　第２回目講座は、平成30年10月11日（木）19:00～20:30に地域協働学部大槻准教授による『「知っちゅう」を「備えちゅう」に変えるために今日から楽しくはじめよう「いつも防災」』を実施します。

馬路村の皆様。お楽しみに！

「（※）高知馬路村ゆず健康講座」
馬路村農業協同組合の研究者を受け入れて、大学の研究者と対等な立場でユズの機能性について共同して研究を行うこととしており、実際、馬路村農業協同組合の職員の方が馬路村農協に在籍したまま、大学に特任助教として出向しています。
http://www.kochi-ms.ac.jp/~smlab/about.html

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