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東部地域初!首都圏シニア層を対象とした現地研修会を開催しました


皆さん こんにちは!!
高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾です。

今日は、首都圏にある立教セカンドステージ大学の皆さんと一緒に地域課題を学び、その解決に向けた施策を一緒に考えました。

加速化する高齢化社会の中、定年後の第二の人生を有意義にすごしていこうというアクティブシニアの存在が、社会課題解決の主体として注目を集めています。高知大学では、新たな社会貢献活動として、首都圏等のアクティブシニア層(50 歳代以上)などに「学び直し」の場を提供し、高知県内の地域課題解決にともに取り組む「再チャレンジ」の場を提供する社会人プログラムの展開を目指しています。
このたび、立教セカンドステージ大学が主催する現地研修の協力機関として、東部地域の現地研修会を企画・引率する事となりました。

午前10時、一行を乗せた車が安田町集落活動センターに到着しました。
まず、安田町中山地区の概要と地域づくりについて、中山支所長と高知ふるさと応援隊から説明をいただきました。その後、安田町中山地区にサテライトオフィスを開設している(株)東京映画社から、地域でいかにしてビジネスを展開するのかについてお話しいただきました。(株)東京映画社スタッフからは、地域貢献を目的化するのではなく、ビジネスを通じて地域貢献ができる仕組みを創造するという趣旨のお話が印象に残りました。

午後は、田野町田野駅屋を視察しました。田野駅屋は、年間22万人が訪れる中芸地域の産直・情報発信基地です。田野町役場職員から説明を受け、実際に施設見学へ。意見交換では、「東京の視点」からみると「目玉商品がわかりにくい」、「建物の景観をいかせないか」といった意見が出ていました。
その後、田野屋塩二郎さんの天日塩・製塩施設を見学させていただきました。職人の技と知識に触れる貴重な機会となりました。

この取り組みを継続することで、中・長期的には、さまざまな地域課題を抱える地域の皆様に対して首都圏アクティブシニアと連携した新たな地域課題解決モデルを提供し、高知県における新たな産業振興・中山間対策に繋げていくことを目指します。





(株)東京映画社・サテライトオフィスの取り組み紹介

(株)東京映画社・サテライトオフィスのスタジオ見学

田野町田野駅屋の視察

田野屋塩二郎氏の施設見学

イベント報告