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「魚梁瀬森林鉄道を通じた地域再考と地域振興」シンポジウム in 安田町


 高知人文社会科学会(事務局:高知大学人文学部)では、2015年8月、高知大学と安田町の協定を踏まえて、「林鉄と暮らし」をテーマに 本学人文社会科学部門・地域連携センター所属教員と安田町地域おこし協力隊員の方々と研究チームを立ち上げました。以来、「中芸地区 森林鉄道遺産を保存・活用する会」等から多くのご支援を賜り、林鉄・四国営林局の関係者、当地区住民の皆さまから様々な貴重なお話をう かがい収集してまいりました。
 このたび、第1回成果報告会として、安田町をはじめ中芸5か町村、さらには関係諸団体のご協力を得て、「『魚梁瀬森林鉄道』を通じた地域再考 と地域振興」と題するシンポジウムを3月5日(土)に、安田町集落活動センターにおいて開催させていただくことになりました。本会では、全国の森 林鉄道遺跡保存とそれに基づく地域再生事業のあり方について研究する専門家の講演、県内の林鉄保存活動のパネル展示等も予定しておりま
す。また、同日は安田町主催で、昨年田野町で開催されました「魚梁瀬森林鉄道ジオラマ展」展示のジオラマが安田町集落活動センターに常設さ れることになりましたので、そのお披露目の式も行われる予定です。さらに3月6日(日)には、「森林鉄道の遺構を歩く」というテーマのエクスカーショ ンを開催する予定です。
 中芸5か町村の皆さまをはじめ、多数の皆様方にシンポジウムにご参加いただき、「魚梁瀬森林鉄道」の遺産の文化的価値について改めてご理解 いただくとともに、ここでの議論を当地区の観光雇用の創出・拡大につながる材料の1つに加えていただければ幸い存じます。よろしくお願い申し上げ ます。

 日時: 2016年3月5日(土)10:30-17:00
 会場: 集落活動センターなかやま(高知県安田町正弘1538)

【プログラム】

【第1部】
基調講演1 脇野 博(岩手大学教育推進機構)
          「日本における森林資源開発と森林鉄道の展開・衰退」

基調講演2 赤池慎吾(高知大学地域連携推進センター)
          「国有林経営における魚梁瀬林業の位置づけ」

【第2部】
地域と関わる活動の報告1 清岡博基(中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会会長) 
                   「魚梁瀬森林鉄道、保存・活用のこれまでの取り組み」

地域と関わる活動の報告2 中村茂生(安田町ふるさと応援隊)
                   「集落活動センターなかやまの魚梁瀬森林鉄道観光活用拠点化に向けた試み」

地域と関わる活動の報告3 岩佐光広(高知大学人文学部)
                   「高知大学による魚梁瀬森林鉄道に関する調査について」

地域と関わる活動の報告4 飯高伸五(高知県立大学文化学部)
                   「林鉄遺構を活用したフィールドワーク教育─高知県立大学文化学部による北川村での取り組みから─」

【お問い合わせ】

高知人文社会科学会 事務局
 〒780-8520 高知県高知市曙町2-5-1 高知大学人文学部 事務室内
 電話:088-844-8172

チラシ 表

チラシ 裏

シンポジウムチラシ(PDF:4.21MB)



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