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地域を支える看護人材の育成!地域生活者支援実習


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皆さん、こんにちは!!
高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾です。

今日は、地域の医療を支える看護師を育てる「地域生活者支援実習」(医学部看護学科)を視察してきました。
医学部看護学科では、平成27年度から中山間地域の生活環境と慢性疾患を持ち生活する人々の暮らしを学び、看護師としての実践力育成を目指す地域生活者支援実習を続けている。自分たちの足で地域をめぐり、家庭訪問を通じて慢性疾患を持つ住民から直接話を伺う。そして、自分たちなりに活動計画を作成し、住民や役場職員に活動計画を発表する。住民との交流を深めつつ、過疎高齢化する地域の現状を改善する施策につなげていくこの取り組みは、少しずつ地域に変化を生みつつある。

今回の学生発表では、「津波等の災害時の対応策」と「老老介護への備え」に関する2つの報告があった。報告会に参加した住民からは、学生の意見を実際に行動に移していきたいという熱い意見が聞かれた。学生からは、実際に体験したことで患者さんの気持ちに寄り添うことができると思うといった感想が聞かれました。

担当教員からは、実習を通じて慢性疾患を持ちながらも自宅に帰りたい・自宅で住み続けたいという患者の思いを学生達は身に染みて理解した。将来、看護師として医療現場で働くときに安田町での実習を思い出してほしいというエールが送られていました。

KICSでは、専門的な教育活動の実践を通じた学生の地域理解と地域課題解決に資する取り組みを応援していきます。


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