HOME > 日本・インドネシア・マレーシア3カ国によるサービスラーニング:SUIJI-SLP2017

日本・インドネシア・マレーシア3カ国によるサービスラーニング:SUIJI-SLP2017


安田朗と記念撮影

皆さん、こんにちは!!
高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾です。

高知大学では、地域の視点から持続的な社会づくりに資するグローカルな国際連携を推進するSUIJI国内サービスラーニング・プログラムを実施しています。SUIJIとは、日本とインドネシアの6大学(愛媛大学、香川大学、高知大学、ガジャマダ大学、ボゴール農科大学、ハサヌディン大学)が構成するコンソーシアム事業の一つです。

今年は、安田町集落活動センターなかやまを拠点に、高知大生6名、インドネシア5名、マレーシア3名の計14名で11泊12日の実習を行いました。全体活動では、道路愛護清掃活動、料理体験、オクラ収穫体験、あったかふれあい事業などに参加しました。


活動写真

学生たちは、「農業」「暮らし」「安田川」の3つのテーマに分かれてちいきを掘り下げていきました。住民へのインタビューを通じて、住民の考えや想いを少しずつ理解し、自分たちなりに安田町の魅力や課題を形にしていきました。今回の実習では、計53名にインタビュー実施しました。
「農業」チームは、農家へのインタビューから、農家には農業の喜びだけではなく、体力的にも厳しいが耕作放棄地にしたくないという思いで農業を継続している人々の想いを知りました。
「暮らし」チームは、独居高齢者が増えている地域で、ご近所の支え合いと「あったか」事業の2つの繋ががあり、コミュニティを支えていることを学びました。
「安田川」チームは、地元釣り人、地域外から来る釣り人、住民、商店、学生(自分たち)という安田川に関わる5つの主体から、安田川への考え方や想いを学びました。


インタビュー

最終日の地元報告会には、合わせて約60名を超える住民、役場職員の方々にお越しいただきました。学生は、自分が感じたこと、学んだことを自分の言葉で報告しました。
12日間の実習を無事に終えることができました。ご協力いただきました住民の皆様、安田町役場の皆様ほんとうにありがとうございました。


報告会 報告会2

イベント報告