HOME > SUIJI国内サービスラーニング・プログラム2015 in安田町 終了しました!

SUIJI国内サービスラーニング・プログラム2015 in安田町 終了しました!


皆さん こんにちは!!
高知大学地域コーディネーターの赤池慎吾です。

今日は、高知大学SUIJI推進室の藤野紀子先生から、実習の様子を報告いただきました。安田町小川集落の皆様、集落活動センターなかやまの皆様、11泊12日にわたる学生実習にご協力いただきありがとうございました。

 今年も安田町で実施しました、SUIJI国内サービスラーニング・プログラム2015。
 SUIJI国内サービスラーニング・プログラムとは、日本とインドネシアの6大学(愛媛大学、香川大学、高知大学、ガジャマダ大学、ボゴール農科大学、ハサヌディン大学)が構成するコンソーシアム事業の一つです。
 高知県内では、2年前より大月町柏島で、そして昨年度より柏島に加え、室戸市佐喜浜地区、そして安田町中山地区の計3ヶ所で学生たちが長期滞在型の実習を行っています。

 8月21日(金)から9月1日(火)まで、日本人学生9名とインドネシア人学生5名、計14名が、安田町中山地区の小川集落をメインに、地域の探索、地域の現状把握、小川集落で暮らす人々の日常生活や地域の行事などの聞き取りを行いました。
 小川集落も高知県の他の地域と同様に少子高齢化が進んでいる地域ですが、学生たちはそういったマイナス面だけではなく、小川集落に残る伝統や文化、生活の知恵、小川集落の方々の結束の強さ・固さなどに触れ、そういった情報を取りまとめる作業を行いました。

 小川集落の様子を少しでも多くの方に知っていただけたらと、情報をまとめたものは簡単な冊子とチラシにして、安田町中山支所、「集落活動センターなかやま」、安田町社会福祉協議会、そして活性センター「じねん」などにお配りしました。
 また、小川集落を離れる最終日の前々日、お世話になった小川集落の方々に対して滞在期間中の思い出に残ったことや学びをご報告しました。

 学生が小川集落を発つ9月1日は、学生が宿泊させていただいていた「せせらぎの郷小川」に、地域の方々がお見送りのためにお集まりいただき、涙々のお別れになりました。

 今回の実習での経験が中山間地域や里山のことを考えるきっかけに、また学生が将来、地域のリーダーとなった時、今回、小川集落の皆さんから教えていただいたことを思い出し、地域作りの原点に立ち返られるものとなったであろうことを期待しています。


安田町小川集落を探索

安田町小川集落おくら収穫体験

安田町小川集落での報告会

安田町小川集落冊子

イベント報告