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【えんむすび隊】梅まつりを盛り上げよう!


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 2月21日日曜日、えんむすび隊はアカペラ同好会の学生と共に宿毛市楠山地区で開催された梅まつりを盛り上げるべく伺いました。

 楠山地区は約20年前に坂本ダムに沈んだ集落から移転した集落です。地域の方が元気な山里を取り戻そうと「梅ゆめプロジェクト」をスタートし、地元の有志の方々が梅を植え、梅三君という手作りキャラクターの着ぐるみを作り、梅まつりを開始しました。2年前のえんむすび隊では梅三君の彼女「梅花ちゃん」を作成して盛り上げました。

 昨年は雨のため急きょ体育館での開催となりましたが、今年は天気にも恵まれ、無事楠山公園での開催。風があり少し肌寒い中となりましたが、まつりを楽しみにしていたお年寄りから子供までが集まりました。

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 開会式では地域の方から高知大学生を紹介していただき、学生は緊張した面持ちでステージ下に並びました。アカペラ同好会は少し機械トラブルがあったものの、地域の方にご協力いただき無事演奏を披露することができました。工夫を凝らした曲目に聞いていたお客様からも手拍子をして頂け、会場が一体となって楽しんでいただけました。
 昨年も参加していた学生は地域の子供たちから「覚えてる!」と声を掛けられ、一年ぶりの再会と地域の方との繋がりを喜んでいる様子でした。
 また、梅三君と梅花ちゃんになった学生が会場に登場すると地域の子供たちが駆け寄ってきて記念撮影を楽しんでいただくことができました。

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お世話になりました皆様、本当りありがとうございました。

以下に学生の声の一部をご紹介します。是非ご一読ください。

●教育学部学校教育教員養成課程1年女子(留学生)
 初めてえんむすび隊に参加しました。天気が寒かったけど、非常に楽しかったです。梅花ちゃんの着ぐるみ初体験、嬉しいです。
 気付いたことは周りに家があまり見えないので、皆さんはどこから来ただろう、もし観光客に楠山を進めようと思ったらどこで集まったらいいですか。
 今日学んだことは、積極的にチームの中に入り、盛り込むように頑張ります。

●人文学部人間文化学科3年女子
 前回も梅まつりに参加させて頂いたのですが、その際は雨で外で歌うことが出来なかったので、今回とてもきれいな場所(外)で歌うことができてとても嬉しかったです。
 風が強くマイクトラブルなども起きたのですが、お祭りの担当の地域の方々が本当にたくさん手助けをしてくださって、無事ライブを終えられてとてもホッとしました。
 イベント一つ一つが、たくさんの方々が協力して作られていくものなのだなと感じました。

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●教育学部学校教育教員養成課程4年男子
 私は、今回初めて梅まつりに参加しました。この場所は、私の想像以上に山奥にあり、本当に人は集まるのだろうかと疑問を抱いていました。しかし、私達が歌うとなると、たちまち大勢の人が集まり、私達の演奏をあたたかい目で見守ってくれました。普段、私達がLIVEを行う場所は、大学やあったり、LIVEハウスであったりすることが多いです。しかし、今日の活動を通して、このような地域の温かさが感じられるような場所でLIVEをするのもいいなと感じました。高知県には宿毛市の楠山のような過疎地域が他にもたくさんあります。そのような地域の貢献に私達の歌が活かせるのであれば、これからも何かしらの形で参加したいと思いました。今回の活動を通して、過疎地域の実態というのは、実際にその土地に行ってその土地の人々と接してみなければ分からないといことがよく分かりました。

●理学部理学科2年男子 
 今日初めて会った私たち高知大生に対して、地域の方々はとても優しくしてくださてとてもあたたかい気持ちになった。こういったイベントに、お年寄りから小さな子供たちが来てくださり、私達のアカペラを聞いてくださり拍手して下さることがとても嬉しかった。地域の方々と接することが、とても楽しいことだと気付いた。また、今日、この地に来れたからこそ会えた人がいるし食べられた食事があるという事に感謝したいと思う。

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